MAGOKORO PET CEMETERY
真心動物霊園
久成山 寿量寺
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STAFF BLOG
2019.06.07
この世では、一生と二生があると言われてます。
一生目とは、今の現世を生きる事
二生目とは、現世を離れて心の中で生きる事を意味します。
ウチには5匹のワンコがいました。
コーギーの「銀次郎」は2015年にリンパ腫で他界しました。
13才ということもあり手術はせずに抗がん剤治療を選択しました。
先生からは「いつか必ず転移します」と言われていました。
4ヶ月ほどの闘病でした。
歩けなくなった銀を犬用の乳母車に乗せみんな(犬)で散歩に行ってました。
公園まで行くと芝生に下ろして他の子たちだけで散歩。
銀は、「置いてかないで、どこ行くの?」という目をしてずっと目で追っかけました。
楽しいはずの散歩がいつも悲しかったのを思い出します。
限りある命
朝起きると、帰って来ると
まず、まだ生きてるかな?とおなかを見て触って一安心
カウントダウンされている日々がとても大切でした
でも、その日は来てしまいました。
一生目の終わりです。
家族の者が朝、異変に気づき病院の待合室で亡くなりました。
これからは、二生目の始まりです
今度は、私たちの心の中で、いつも元気に走りまわれます。
「ありがとう、銀ちゃん」
「また会いたいからサヨナラは言わないヨ」
2017年の11月にコーギーの「ゴハン」が
胆のう管の手術中に心臓が止まり二生目に行ってしまいました。
簡単な手術ですと言われ、9才だったのでラストチャンスと思いました。
病院から「すぐに来て下さい。」と言われ、駆けつけました。
先生が必死に心臓マッサージをしていました。
心臓マッサージと言っても、あの小さな体の上から肋骨が折れるぐらいのチカラで
圧迫をしていました。「死んじゃうからヤメテ」と言いたかったです。
1時間ほどやっていました。
手術を選択した自分、恨む事の出来ない先生、手術代は受け取れないと病院
すべてが悲しみと虚脱感に包まれました。
一番下のゴハンは一番の甘えん坊
でも、いつも5分の1、もっともっと甘えたかったよね。
自分がベッドに行くまでそばにいて、寝る時は一緒に同じ枕で寝たね。
「ありがとう、ゴハン」 「忘れないヨ」
2018月にビーグルのビッキーが腎臓やら何やらで二生目に。
ウチに最初に来て13年半、一番の親分だったね。
あなたはスヌーピーそのもので、
椅子を手で寄せてテーブルの上に乗るし、扉を開けて中の食品を食べるし、
缶詰は歯で開けて食べるし、いたずらの限りをしたね。
リビングに食品が散らかっていると、「ゴメンね」と寄って来たね。
でも、怒り続けると逆切れしたね。
先生から1週間ぐらいかな?と言われ、
毎日毎日、大好きなママと一緒にいれて一緒に手をつないで寝れてよかったね。
もう病院にも行かなかったね。
「ありがとう、ビッキー」「楽しかったヨ」「また、会いたいヨ」
そして、2018年4月にビーグルの太郎がアジソン病で二生目に。
6才の時にホルモン皮質機能低下症(アジソン病)に。
1年間生死を彷徨うような生活をしてようやく病名がわかり、
いつも元気は70点ぐらいの生活だったね。
奥手の太郎は、ビッキーたちに食べ物を取られて悔しくて吠えてたね
7年間お疲れさま、最後は、どこを触っても骨だらけだったね
「ありがとう、太郎」
「優しい子だったね、忘れないヨ」
そしてひとり残ってしまった天は、今年8月に15才。
ひとり残ってしまったね、マイペースでノー天気な天
でも、ひとり残ってからは、
家族がチョッと見えなくなると呼ぶようになったね。
ん???? え?何で? やっぱり寂しいんだね。
みんながいたからマイペースでノー天気だったんだね。
寂し気な寝顔、寂し気な呼び声、お互い残された身だね。
みんなは、いま二生目を生きています。
天の中でも生きているね。
時々寝言を行ったり、うなされてけど、みんなと遊んでいるのかな?
毎日毎日を大切にしようね
一生目の子も二生目の子も いつも一緒だよ 来てくれてありがとう