MAGOKORO PET CEMETERY
真心動物霊園
久成山 寿量寺
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STAFF BLOG
2018.06.09
この世では、一生と二生があると言われてます。
一生とは、今の現実を生きる事
二生とは、現実を離れて人の心の中で生きる事を意味します。
ウチには5匹のワンがいました。
コーギーの「銀次郎」は3年程前にリンパ腫で他界しました。
手術はせずに抗がん剤治療を選択しました。
先生からは「いつか必ず転移します。」と言われていて
一番体に負担が少ないようにと思いました。
4ヶ月ほどの闘病でした。
歩けなくなった「銀」を犬用の乳母車に乗せみんなで散歩に行ってました。
公園まで行くと芝生に下ろして他の子たちだけで散歩。
「銀」は、「置いてかないで、どこ行くの?」という目をして目で追っかけます。
楽しいはずの散歩がいつも悲しかったのを思い出します。
限りある命
朝起きると、帰って来ると
まず、まだ生きてるかな?とおなかを触って一安心
カウントダウンされている日々がとても大切でした
でも、その日は来てしまいました
一生目の終わりです。
家族の者が朝、異変に気づき病院で
これからは、二生目の始まりです
今度は、私たちの心中で、いつも元気に走りまわれます
「ありがとう、銀ちゃん」
「また会いたいからサヨナラは言わないヨ」
そして今
去年の11月にコーギーの「ゴハン」が
胆のう管の手術中に心臓が止まり二生目に行ってしまいました。
簡単な手術ですと言われ、9才だったのでラストチャンスと思いました。
病院から「すぐに来て下さい。」と言われ、駆けつけました。
先生が必死に心臓マッサージをしていました。
心臓マッサージと言っても、あの小さな体の上から
肋骨が折れるぐらいのチカラ圧迫をしていました。
「死んじゃうからヤメテ」と言いたかったです。
1時間ほどやっていました。
手術を選択した自分
恨む事の出来ない先生
手術代は受け取れない病院
すべてが悲しみと虚脱感に包まれました。
一番下のゴハンは一番の甘えん坊
でも、いつも5分の1
もっともっと甘えたかったよね
自分がベッドに行くまでそばにいて
寝る時は甘えん坊しながら同じ枕で寝たね
「ありがとう、ゴハン」
「忘れないヨ」
今年3月にビーグルのビッキーが腎臓やら何やらで二生目に
ウチに最初に来て13年半、一番の親分だったね
あなたはスヌーピーそのもので、
椅子を手で寄せてテーブルの上に乗るは
扉を開けて中の食品を食べるは
缶詰は歯で開けて食べるは
いたずらの限りをしたね
リビングに食品が散らかっていると
「ゴメンね」と寄って来たね
でも、怒り続けると逆切れしてたね
先生から1週間ぐらいかな?と言われ、
毎日毎日、大好きなママと一緒にいれて
一緒に手をつないで寝れてよかったね
もう病院にも行かなかったね
「ありがとう、ビッキー」
「楽しかったヨ」
「また、会いたいヨ」
そして、今年4月にビーグルの太郎がアジソン病で二生目に
6才の時に
ホルモン皮質機能低下症(アジソン病)に
1年間生死を彷徨うような生活をしてようやく病名がわかり
いつも元気70点ぐらいの生活だったね
奥手の太郎は、ビッキーたちに食べ物を取られて
悔しくて吠えてたね
でも気が弱いし奥手だから、上を向いて吠えてたね
7年間お疲れさま
最後は、どこを触っても骨だらけだったね
「ありがとう、太郎」
「優しい子だったね、忘れないヨ」
そしてひとり残ってしまった「天」
ひとり残ってしまったね
マイペースでノー天気な天
でも、ひとり残ってからは、
家族がチョッと見えなくなると呼ぶようになったね
ん????
え?何で?
やっぱり寂しいんだね
みんながいたからマイペースでノー天気だったんだね
寂し気な寝顔
寂し気な呼び声
お互い残された身だね
みんなはいま二生で生きているね
「天」の中でも生きているね
時々寝言を行ったり、うなされてけど
みんなと遊んでいるのかな?
毎日毎日を大切にしようね
一生の子も二生の子も
いつも一緒だよ
来てくれてありがとう